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若い星団に注目
2014年5月21日

  天の川は私たちが住んでいる銀河のことで、何十億もの熱く燃えている恒星や惑星、そしてガスでてきています。

  もしあなたが幸せなことに、都会や街の光害からはなれたところでとても暗い夜空を楽しんだことがあれば、きっと天の川が雄大に夜空を横切っているのを見てきたことでしょう。

  地球上から見ると、天の川は柔らかな黄色い光でぼやっと輝く曲線に見えます。この黄色い光のかたまりは、実際は何千もの星の集まりで、私たちの目には1つ1つを区別することができません。でも、望遠鏡でならできるのです。

  この写真は私たちの天の川銀河の一部です。そこには何百もの、若くてたがいに近い距離の星たちの星団が写っています。この星団や、天の川銀河のあちこちにもある親せきの星団を研究することにより、天文学者は天の川銀河や星がどのように形成されるかを、よりよく知ることができます。

  現在わたしたちは、天の川銀河はうずのようになっているということを知っています。それは、ガスやちりや星々からなる、4本の長い曲がったうででできています。この写真の星団は、いて・りゅうこつ腕(わん:うでの意味)と言って、2つの星座、いて座とりゅうこつ座の中に見えることからこの名前がつけられました。

知っ得ダネ

  きれいに晴れた夜には、肉眼でも一晩で2500以上の星を見ることができるはずです。でも残念なことに、街灯、車、お店や家からの光害によって、都市では1ダースかそこらの星しか見ることができません。ダーク・スカイ・インターナショナルのサイトをおとずれて、星がよく見えるようになるために、あなたができることを見つけてください。

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