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狩りの女神は、獲物(えもの)を捕らえました
2013年9月25日, Osaka

天文学は、世界で最も未来的でハイテクな科学のうちの1つです。宇宙に行くには最新ロケットがいるし、新しい世界を探検するには信じられないくらい複雑な調査を必要としますし、遠い天体を見るためには強力な望遠鏡が必要です。でも、天文学が多分最も古い科学でもあるのだということを知っていましたか?人々は先史時代から星を研究していましたが、古代の天文学は、宗教と神話がいっしょになっていました。

今でも天体の名前をみれば、天文学の中に伝説的な歴史があることがわかるでしょう。惑星はローマの神さまの名からきています。たとえば、火星はローマの戦争の神ですし、ビーナスは愛の神です。そして、ヨーロッパ南天天文台が設計している新しい、とても強力な天体カメラは、昔と今を結びつけます。カメラは古代のギリシャ神話にちなんで『アルテミス』と名付けられ、いかにも未来的なデザインとなっています。この先端技術で、私たちは以前にもまして更に詳細に宇宙からの電波を見ることができます!より速く、今までのどんなカメラよりも非常に良い品質で、アルテミスは夜空の巨大な地図を宇宙電波を使って作ることができます!

アルテミスは狩りの女神で、この写真の中で、獲物を捕らえました。猫の足星雲(猫の足の裏の形をしているから)です。素晴らしい画像はカラフルな巨大なガスの雲で、そこではたくさんの赤ちゃん星が生まれています!

知っ得ダネ

8つの惑星がわたしたちの太陽系にあり、そのうちの7つはローマ神話の神や女神の名前がついています。天王星は唯一の例外で、ギリシアの天の神さまの名前から来ています。

このスペース・スクープの記事はESOからのリリースによります。

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